かなり時期はずれの感がありますが,鷹の爪の栽培を始めました。

一般的には苗から育てたりするのですが,せっかくなので食用の鷹の爪から取った種をスポンジに蒔き(
参考)ある程度育った段階でバーミキュライトに移植する感じで栽培をスタートしてみました。
この方法のメリットは
・有機肥料等が不要でコバエが湧かない:試しにバジルを土で育てたときはコバエが酷かったので二度とやりません…。
・省スペース:同じくバジルでの経験ですが,プラカップで栽培した結果十分に成長,収穫ができました。ただしあまりに省スペースを追求すると植物体の重さで倒れやすい,水やりの回数が極端に多くなる(特に気温の高い夏場)などの問題点も出てきます。
・低コスト:バーミキュライト,スポンジ共に安価ですし水耕栽培用の液肥もそうそう無くなる量ではないので初期投資のみ。
などがあります。いずれも一人暮らしのアパートなど,場所や金が無い場合には嬉しい話。
また今回は容器にしているペットボトルの周囲にアルミホイルを巻きました。これはコケ対策で,以前使ったペットボトルの内側に(溶液を満たすため半ば水槽のような状態になる上に富栄養なので)コケが生えて見た目が非常に悪かった教訓からです。
結果は良好で,2012/11/8から使い始めた容器ですが今のところコケは皆無です。
ただし今後の課題として
・低温:時期はずれなのでしょうがないのですが,日中でも10度を切るようになってきた?のでそろそろ成長に影響がでるのでは,と心配しています。
・日照不足:これも時期はずれの弊害です。すぐさま枯れる訳ではありませんが,成長速度には影響が出そうです。
これらの課題は「じゃあ春に種蒔けよ」で解決してしまうのですが,せっかくの完全室内栽培なのでどうにかこうにかしてみたいところ。今考えているのはスチールラックを使ったミニ温室と爬虫類用のパネルヒーターの組み合わせです。日照量に関しては赤,青色LEDの使用など。理想的な光源はメタルハライドランプなどですが,これは消費電力が大きすぎて電気代がかさむので却下。そもそもの装置もお高いです…。
このような感じでスタートしていた鷹の爪栽培,どこまで行けるか分かりませんがなんとか収穫にこぎつければと思っています。
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