僕はベーコンが好きです。あの適度な塩味と風味、何に入れてもそれなりに美味しくなる利便性、割と長持ちする保存性、もうたまりません。と言いつつも、普段使うのはよくあるパック詰めのスライスベーコン。もしくはたまにブロックで購入するくらいです。
しかしどうもそれらのベーコンは実際に燻製して作っているわけではなく、燻液というケミカルエキスで密造した言わばまがい物である…。と言うのは有名な話(で、その手の食品工学技術は僕達の生活に不可欠なの)ですが、じゃあ“本物”のベーコンってのはどう作るんだ、と誰しも思ってしまうもの。そこで今回は実際に豚バラ肉からベーコンを自作してみます。
さて、まずは食材の確認から。ちなみに作成にあたって種々のHPを参考にさせて頂きました。
食材
・豚バラ肉:500g程度
・塩:15g
・各種スパイス(今回は黒コショウ、ローレル、台所にあったクレイジーソルト)
基本的に肉と塩だけあればオッケーという感じみたいですね。スパイスはお好みで。
食材が揃ったらまずはフォークで肉に穴を開けていきましょう。B2の後期で僕にD評価をくれた教授に想いを馳せながら、ひたすらに豚バラ肉を突き刺します。案外深く刺しても大丈夫。

穴開けが一段落した後、塩とその他スパイスを肉にすり込んでいきます。全体にまんべんなく、しっかりと。スパイスに関しては所定の分量はありませんが、後の工程で洗い流してしまうので、あまり沢山使うのはもったいないかと思います。

あとは密閉できる袋に詰めて冷蔵庫へ。1日に1度ひっくり返しつつ5日間かけてじっくりと味を染み込ませます。

さてこれでとりあえず最初の作業は終了です。次回は5日後、塩抜きと乾燥の工程を終えればいよいよ燻製に入ります。
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